優思の自宅葬
故人様が愛した場所で、最後の時間を、家族とともに
自宅葬は、故人様が愛した場所で最後の時間を家族とともに過ごせる非常に魅力的な選択肢です。
優思のスタッフは、自宅葬をご希望されるすべての方に、知識と経験と実績に基づいたお手伝いを行います。
お気軽にご相談ください。
住み慣れた家で最後のお別れを
自宅葬という選択肢
葬儀のかたちは、時代とともに少しずつ移り変わっていっています。
以前はあまりみられなかった「葬儀ホールでの葬儀」は今や当たり前のものとなりましたし、逆にこの流れのなかで件数が大きく減ったものもあります。
それが、「自宅葬」です。
新型コロナウイルス禍で注目される自宅葬
自宅葬とは?
かつては「人が亡くなれば自宅で葬儀を行い、送り出す」というかたちが主流でした。
しかし現在は、葬儀ホールなどでの葬儀が主流となっています。
2017年にとられたデータでは『自宅葬の割合は全体の5.3パーセントにすぎなかった』というものもあります。(※1)
これは一葬儀会社のデータではありますが、業界全体からみてもごく自然な数字だといえます。
ただ、一時は下火になった自宅葬も、2020年から再び注目を浴び始めています。
なぜなら2020年から、新型コロナウイルス(COVID-19)が流行り始めたからです。
葬儀会場でのクラスター発生などもよく取り上げられるようになったことから、
「家で」「少人数で」「家族だけで」行える自宅葬のニーズが、また増え始めたのです。
※1
出典:むすびす「自宅葬の割合」
https://data.urban-funes.com/data/own-house-funeral/
最後のときをゆっくりと
自宅葬のメリット
- 「亡くなった場所は病院だったけれど、最後まで『自宅に帰りたい』と言っていた」
- 「高齢者施設に入所していたが、家には彼女が愛していたペットの猫がいる」
- 「生まれてから死ぬまで、この家に住み続けた人だった。思い出の残る場所でお見送りしたい」
このように考えるご家族様にとって、自宅葬は非常におすすめの選択肢です。
故人様を愛し、また故人様に愛された「家」を最後の場所にできることは、故人様にとってもご家族様にとっても家そのものにとっても、大きな慰めとなることでしょう。
葬儀ホールなどを使うときには、必ず「会場使用料」が発生します。
同じ会場であれば、使用するホールの広さが大きくなれば大きくなるほど使用料は高くなります。
しかし自宅葬の場合は自宅で葬儀を行うため、当然これが発生しません。
また自宅葬の場合は一部の特例を除き、葬儀の規模も小さくなります。
そのため葬儀会社を介して催行する場合であっても、立ち会う葬儀会社のスタッフの人数を少なくすることができます。
このため、人件費も抑えられます。
葬儀場で葬儀を行う際には、ご利用者さまにできるだけゆっくりお過ごしいただけるようスケジュールを組み立てています。
しかし会場の混み具合で、どうしても「後ろの時間」を設けなければならなくなることもあります。
しかし自宅葬の場合は、「次にその会場を使う人」がいません。
そのため、ゆっくりと最後の時間をお過ごしいただけます。
また、自由度が高いのも自宅葬のメリットです。
たとえば、
- 「すべての料理を、自分たちだけで作ってご参列の方を労いたい」
- 「亡くなった家族が作っていた花だけで小さな祭壇を作ってあげたい」
などのような希望も、自宅葬ならば叶えられます。
このような「時間的な制約がないこと」「自由度が高いこと」は、自宅葬の持つ大きなメリットです。
自宅葬の持つ3つの注意点
自宅葬のデメリット
自宅葬において最もネックとなるのがこの「家の立地やスペース、建物の設計の問題」でしょう。
たとえば、
- 「細い路地をずっと入っていった先にある家で、しかも軽自動車用1台分の駐車場しかない」
- 「家が狭くて、一番広い部屋でも8畳程度である。また和室もない」
- 「マンションの15階だが、棺が入るような大きなエレベーターがない」
というような場合は、自宅葬の催行は極めて困難だといえるでしょう。
また、周囲への配慮が必要になる点にも注意が必要です。
特に都心部の高層マンションなどの場合は、自宅葬を選択肢に入れにくくなるかもしれません。
自宅葬を行う場合は、事前準備はご家族様が行うことになります。
もちろん祭壇の設置などは葬儀会社が行いますが、掃除やお茶出しなどはご家族さまの担当となります。
また葬儀が終わった後の後片付けや洗い物も、基本的にはご家族様の仕事となります。
そのため、ご家族様にかかる負担は大きくなります。
かつては当たり前だった自宅葬も、現在では非常に少なくなっています。
「一度も自宅葬に参列したことがない」という方も多いことでしょう。
そのため、参列される方が「初めての自宅葬」にとまどわれることもあります。
特に、
- 「足腰が弱くて車椅子を使っているが、車椅子で使えるトイレがない」
- 「腰が悪いので椅子を使いたいが、和室なので椅子の準備がない」
- 「回し焼香(焼香台を回して、それぞれの席で焼香をしていくこと)をしたことがない」
などの事情を抱える人の場合は、困る可能性が高いと思われます。
個人では火葬ができないことも
自宅葬であっても葬儀会社に依頼を!
メリットとデメリットを踏まえたうえで「自宅葬にする」と決めたのならば、まずは優思にご相談ください。
自宅葬においては
「自宅での葬儀なのだから、自分たちだけでできないのか」
という声が上がることもあります。
しかし自宅葬であっても、またそれ以外の葬儀であっても、ご家族様だけですべてを完結しようとするのは、あまり現実的ではありません。
現在はほとんどの方が病院で息を引き取られますが、その病院からご自宅まで故人様をお連れする必要があります。
自家用車でお連れすることも法律上は可能ではありますが、感染症や体液洩れの可能性などが考えられるため、非常に危険です。
また、納棺もご家族様だけで行わなければなりません。
さらに、火葬場のなかには
- 「個人での予約不可」
- 「個人で予約することは可能だが、棺の用意から納棺、搬送まですべて個人だけで完結できることが条件」
としているところが非常に多くみられます。
このため、どこかの手順でほぼ必ず葬儀会社の手が必要となるでしょう。
後悔のないお見送りのためにも、まずは優思にご相談ください。